TDRホテルマンからの引越屋からの脳血管障害のおはなし

ホテルマンを辞め、なぜか引越屋を始めたおじさんのはなし

心のこと 「 弱さ 」 前編

転職のきっかけ

ホテルマンを務めた後に


ケータリングの会社で働き


その後


町場のレストランで仕事をしていました。



数年働いていたのですが、事故にあってしまい
記憶が飛んでしまったのです。


よくテレビドラマで見る「記憶喪失」です。



気付いたときは病院で、背骨に穴を開けている
痛みと音で目が覚めました。


尿道にカテーテルが入っていて、すごい違和感。


また、気を失い気づいたときは病室。


この時に気づくのです。


「あれ、ここどこだ?おれ、何してたんだ?」


なんか記憶がもやもやしている。
物忘れの感覚。


少しすると、妻がいて経緯を聞きます。


その内容は省略しますが、自分にとっては
理解できない状況でした。


そもそもそのレストランで働いていたことすら
記憶がない。


他にも家族のことや日常のことを聞きますが
他人事な感じなのです。


それから入院生活を送り、退院。



色のない世界

退院したものの、仕事の記憶がないので復帰もできず
数か月家で過ごしてました。





何をしていいかもわからず


昼はずっと寝ている


人に会うことが怖く


夜中にコンビニ行って


1リットルのサワー買って


飲みながら、街をさまよう。





弱いな。


情けないな。







もうすべてが白黒にしか見えない







「離婚しよう、そして一人で・・・」





後編へ


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