TDRホテルマンからの引越屋からの脳血管障害のおはなし

ホテルマンを辞め、なぜか引越屋を始めたおじさんのはなし

仕事のこと 「 軽貨物運送 開業① 」

今日は仕事のことを書きます。



今まで


・ホテルマン


・ホテルコンサル


・飲食ベンチャー


・自営の運送業 ← イマココ



を経験してきました。


接客を中心に仕事をしてきて


なぜ運送屋かとよく聞かれます。



心境の変化


以前、書きました。


この続きとなります。





「 人 」を相手にする仕事から逃げ出したくなり


ひとりでできる仕事を見つけたのが


「軽貨物運送業」


個人事業主
 として


業務委託契約 により


荷物をはこぶ



要は


独立して



上司も部下もなく



気楽に仕事ができる


ってこと



「 独立して仕事とれるの? 」


なんて心配はいりません。


業務委託契約


私が運送業で最初に契約したのは


佐川急便 の 業務をあっせんしている


業務委託会社



これは


荷運びのドライバー


佐川に紹介して


ドライバーの報酬から


手数料をいただく


ビジネスモデル。




荷主 (佐川)





業務委託会社





ドライバー


こんな形となってます。




まだ運送業界の1歩目だったので


右も左もわからず、車すらなかったので



こちらの会社さんにお世話になりました。




すごく良心的な姿勢の会社様で


面接して、1週間しないくらいで


車を貸してくれて、すぐに業務開始できました。


車は有料ですが、いきなり車を買って


仕事をする勇気はなかったので


リースという形でお借りしました。



この委託会社からのリースの仕組みは


一般的で、たいていの会社様が


貸してくれます。


安い会社は月額2万円くらいから


高い会社は月額6万円くらいと


聞いたことがあります。


中古車だったり、新車だったり


使用期間の距離数制限があったりと


さまざま違うので


契約時に確認が必要です。



委託会社のメリットは


報酬即払いがある会社が多い


デメリットは


手数料がかかる


くらいです。



佐川でのお仕事


はじめての運送業でしたが


実の父親が運送業だったこともあり


物心つく前から、トラックの脇に乗っていた


記憶があります。


「こんな肉体労働、絶対やりたくないや」


なんて子供心に思ってましたが


血は争えないものです。



佐川に入り


同じ委託会社の先輩に教わることになりました。


自分よりも1まわりくらいお若い方で


経験半年のMさんです。


見るからに人とはしゃべりませんオーラがでて


やべーなと思いましたが、3日間くらい


横乗り = 同乗 させていただきました。



結果は何も得るものはなく、ダメな事例を


見せていただいただけでしたが


エリアは隣接する2町会で


1件ごとにグーグルナビに住所を入れ


午前9時~午後9時までの配達数は


40個


業界が分かっている人からすると


驚異的なやべーやつでした。



4日目くらいから独り立ちさせていただき


佐川の係長から


「初日だから70個行きましょう」


といただきましたが


運送業の血が入っていたこともあり


3時間程度で配完 (配達完了)。



1週間程度してから


営業所内でもかなりハードなエリアが


あいていると係長から勧められ


物足りなさを感じていたので


快くお引き受けしました。


忘れることはない


「 高級住宅の2町会 」


有名人、芸能人の邸宅が多く


学校もスタジオもあり


なかなかハードでした。


1日250~300個くらいあるエリアで


配達だけでなく、集荷も多い。


しかも置き配なんてまだない頃だったため


えぐいエリアでした。



ただ、「個建」= 1個いくらの報酬体系


のため稼げました。


月収でいうと100万位はありました。



良い報酬かと思いますが


朝5時から夜10時くらいまで


トイレに行くのをためらうくらい


ハードです。



佐川がみんなこんな感じではありません。


このエリアだけこうだったのです。




こんなペースで仕事をしているときに


両親の体調不良や介護が舞い込み


佐川での仕事では、時間が取れなくなってしまったのです。



やむを無く、佐川を離れます。


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